事例紹介

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2024/02/09

浜松市中央区個人宅の庭木の剪定・刈込作業

剪定前
剪定前
剪定後
剪定後

こんにちは。
浜松市・湖西市・磐田市の庭木手入れをやっている剪定バスターです。
当社のモットーは総勢15名の職人で業務を行なっているため、決めた作業日には必ずお伺いできることです。

今回は浜松市中央区個人宅の庭木の剪定・刈込作業をさせて頂きました。
このご自宅では、庭木の剪定・刈込作業をやってほしいというご要望でした。

正面に見えるサザンカの剪定から始めました。
徒長枝(幹や太い枝から上に向かってまっすぐ長く太く伸びる枝)がたくさん上に伸びていて、枝の中に逆さ枝(幹の方向へ伸びてしまった物)が込み合っていて見苦しい印象を受けます。
枝の剪定は要らないところを確実に落とす必要があります。

その際、しっかり根元から落とさないといけません。
なぜなら、枝の途中で切ってしまうと、切り口の先から芽が出てしまい、現状の樹形が乱れてしまったり、むき出しになっている切り口から雑菌が入り腐ってしまうこともあります。

その際、使用されるのが癒合剤(剪定後の切り口の傷口を早くいやすために塗る薬剤)と呼ばれるものです。
透かし剪定を施すとスッキリ見えるので、景観も良くなります。

サザンカの剪定をする際、注意しないといけない点があります。
それは虫です。
チャドクガという虫が、サザンカ(他にはツバキ・チャノキ)に発生します。
6月頃と9~10月頃に発生します。

成虫は蛾になりますが、特に人体への身体的外傷はありません。
特に気を付けないといけないのは、幼虫の時です。
幼虫の時に毒の毛を無数に持っており、刺されると赤い斑点ができ、2~3週間痒みが続きます。
掻くと、毒の毛が触れていなかったところにまで、被害が広がってしまいます。
長袖の服や、ゴムの手袋など対策をしてから剪定に臨みましょう。

このお庭には仕立物がたくさんあります。
一つ一つにかかる手間はそれほどでもないのですが、刈り込む深さを間違えると修正をするのに手間を取られてしまいます。

まず手を付ける前に、前回の刈り込み位置の確認をします。
お客様の要望で深く刈り込むこともありますが、基本的には前回と同じ深さで刈り込むことがセオリーです。

マキの下に球体の仕立物があります。
ツゲという木です。
このツゲという木は葉がとても細かく、枝が固い特徴を持っています。
そのため、形を整えるのは容易な部類になります。

しかし葉が細かいので刈り込んだ後の枝葉の回収がかなり大変です。
周りにシートを敷いたとしても、玉が隣接しているので全部の枝葉がシートの上に落ちるとは限りません。

このお庭は、下に砂利を敷いているので、枝葉の取り残しがないように入念に掃除をしないといけません。

奥に見えるモッコクも徒長枝を根元で切り、透かし剪定をしています。
剪定をしないメリットはないので、必ず行うようにしてください。

一番奥にある高木は枝を数本のみ残し、強剪定(太い枝をバッサリと切る、一度にたくさんの芽や枝を切ること)の形を取っています。

強剪定のメリットは、春に木の生育を促す点と、樹木の大きさを抑える点があります。
このお庭の場合は後者の樹木の大きさを抑える目的で実施しました。
住宅地などでは、樹木が大きくなりすぎるのを嫌う方もいますので、樹木は残しつつ、迷惑をかけないことを大事に考えている方が多いです。

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剪定バスターは浜松市浜名区(旧北区細江町)にある有限会社舩越造園が運営しております。舩越造園は創業60余年。造園業としてこれまでに多くのお庭の手入れや剪定を行って参りました。簡単な庭木の剪定から本格的な造園工事まで幅広く対応しております。

お客様の中には定期メンテナンスをご希望される方も多くいらっしゃいます。お庭のお悩みや庭木の剪定についてご相談があればお気軽にご相談ください。浜松市内はもちろん、磐田市や湖西市まで対応しております。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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