事例紹介

事例紹介

2024/03/06

浜松市中央区個人宅の庭木の剪定・刈り込み作業

剪定前
剪定前
剪定後
剪定後

こんにちは。
浜松市・湖西市・磐田市の庭木手入れをやっている剪定バスターです。

当社のモットーは総勢15名の職人で業務を行なっているため、決めた作業日には必ずお伺いできることです。

このご自宅では、庭木の剪定・刈り込み作業をしてほしいとのご要望でした。
正面に見える円筒型の木(カイヅカイブキ)がたくさん植わっているお庭で、刈込作業が主な作業内容になります。

カイヅカイブキという木の特徴は、枝がねじれながら成長していくところです。
成長途中のものを見るとその見た目に驚かれることもあると思います。
カイヅカイブキを必ず一度は見たことがあると思いますが、普段から見ているものは職人さんたちが樹形を整えて、きれいに剪定をしているおかげで維持されています。

カイヅカイブキの刈込は表面から伸びた枝葉を深く刈りこまないように浅く、表面を撫でるかのように刈り込みます。
少しでも刈り込みすぎてしまうとその箇所だけ窪んでしまい、見た目が良くなりません。
修正をしようとすると、全体的に同じ深さまで刈りこまないといけないので、手間がとてもかかってしまいます。
そのため、深く刈り込みすぎないよう一段と注意して取り組みました。

カイヅカイブキを刈りこむ際は、エンジントリマーではなく、電気トリマーを使う方が簡単にできると思います。
なぜならエンジンの方は燃料を入れたり、モーターが大きく、機械自体も大きいので重量があります。
刃が片面にしかついていない型が多いため、同じ方向にしか刈り進められません。
力はありますがカイヅカイブキの刈り込みに関しては向いていないといえます。

対して電気トリマーですが、バッテリーを付けて使用するので取り換えが楽な点と、コンパクトな大きさなので重量がエンジンと比べ少ないという利点があります。

力はエンジンに劣るので少し太い枝を刈りこもうとすると刃の間に挟まって動かなくなってしまいますが、カイヅカイブキをやる分には、十分なパワーがあり、かなり向いているので私たちは使用しています。

深く刈り込みすぎたり、強めに剪定をしてしまうとカイヅカイブキにストレスを与えてしまい枝葉が「先祖返り」をしてしまいます。(先祖返りとは品種改良されたものを栽培しているときに、前の親株の持っていた遺伝子の形質が子孫の個体に現れる現象です。)
現在のカイヅカイブキの葉はうろこ状の葉なのですが、先祖返りをすると針状の葉が現れてしまいます。(棘がかなり強いため痛い)

一番大きいヤマモモは全体が枝で混んでいて、見た目が良くないので全体的に不要な枝を抜き、かなりスッキリさせました。
上から下にかけて枝を剪定していくのですが、下がりながらまとまりが良くなるように切るべき枝を判断しています。

カシの高木は、徒長枝・返り枝を落として枝全体がまとまって見える様に作業しました。
キンモクセイは現状の形を維持しながら透かし剪定を行いました。
車道に伸びてしまった枝は根本付近で切り、横に広がったボリュームを小さくまとめました。

作業前と比べて、全体的にスッキリした印象があります。

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剪定バスターは浜松市浜名区(旧北区細江町)にある有限会社舩越造園が運営しております。舩越造園は創業60余年。造園業としてこれまでに多くのお庭の手入れや剪定を行って参りました。簡単な庭木の剪定から本格的な造園工事まで幅広く対応しております。

お客様の中には定期メンテナンスをご希望される方も多くいらっしゃいます。お庭のお悩みや庭木の剪定についてご相談があればお気軽にご相談ください。浜松市内はもちろん、磐田市や湖西市まで対応しております。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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