事例紹介

事例紹介

2024/04/23

浜松市中央区個人宅の庭木の剪定・刈り込み作業

剪定前
剪定前
剪定後
剪定後

こんにちは。
浜松市・湖西市・磐田市の庭木手入れをやっている剪定バスターです。
当社のモットーは総勢15名の職人で業務を行なっているため、決めた作業日には必ずお伺いできることです。

このお客様は、庭木の剪定・刈り込み作業をしてほしいとのご要望でした。

このお庭は仕立物(仕立物というのは庭木の手入れにより、玉の形を作って見栄えを良くすることを指します)が多いお庭でした。
見た感じ木が密集して植わっているので、窮屈に感じてしまいます。
木が密集しているため、枝・葉のボリュームが大きくなると枝の中にハチが巣を作ったり、クモの巣が至る所に出来てしまうなどの害虫による被害が考えられます。

実際に作業するときに使用する三脚は8尺もあれば十分手が届きますが、木と木の間隔がとても狭いため、大きいサイズの道具を運ぶとなるといかに立木に傷を付けないか神経を使います。

正面に見える円筒型のキンモクセイですが、こちらは根っこ付近が腐りかけているので、倒木の危険性が考えられたため、危険と判断し伐採を行い、その後ろにあるキンモクセイはトリマーを使って刈り込みました。
やはりキンモクセイは円筒型で刈り込み作業をご依頼されるお客様が多いです。

その横にある、葉の色が濃い中くらいの仕立物はツゲです。
この木は、葉が細かい特徴があるので刈り込みはやりやすい木になっております。
玉表面の葉の層を刈り込みすぎるとすぐに堅い枝が顔を出すので、剪定ばさみを使用して作業しています。
玉物の表面をサラッと刈り込むなら、刈り込みばさみ
少し太い枝を切るなら、剪定ばさみ
道具を適している所で使い分けて素早く仕上げるのが、プロの仕事になります。

その奥にはヒバという立木があります。
この木は針状の葉が特徴です。
刈り込みをする際は玉の表面をサラッと浅く刈ることを意識しています。
何故かというとはさみをとても嫌う樹種なので、手を加えすぎるとすぐに枯れてしまいます。
葉を刈り込むというよりかは、枯れた葉を振るい落とすようなイメージです。

中央にあるツツジの低木は、大きくなりすぎてしまったので玉の形をひとまわり小さくさせ、スッキリ感がでました。

マキについては天端から下にかけて、刈込、掃除をして形を整えています。

一個一個の玉から強めの徒長枝(上に伸びていく枝のこと)が出ているので、刈り込みを始める前に剪定ばさみを使って、刈り込みをする位置のもっと深くから枝を切ります。
刈り込みをする位置と同じ深さに太い枝を止めてしまうと、刈り込みばさみで刈り込む際、太い枝に刈り込みばさみの刃が引っかかってしまいます。
スムーズに玉を刈り込めなくなってしまい手間がかかってしまいます。その為、刈り込みをする位置より下で切り止めるのがセオリーです。

マキの後ろにもう一本キンモクセイがあります。
こちらは正面のものと比べて、横に広く成長しているのでかなり存在感の強い木です。
きれいな円筒形に刈り込むのは意外と難しい技になります。
天端が左右対称になるように刈り込み、側面を同じ深さで刈り込む。
刈りながら左右対称になっているか確認をして、同じ強さで刈り込まないとへこんでしまいます。
しっかり考えてやらないと大変なことになってしまいます。

その横にはモチノキがあります。
枝が混んでいて見栄えが悪かったので、枝の本数をたくさん抜いて透かし剪定をおこないました。

仕立物の剪定・刈り込みはミスしたらリカバリーに時間がかかってしまうので、ミスしないように、時間を気にかけながら作業をおこなっています。

--------------
剪定バスターは浜松市浜名区にある有限会社舩越造園が運営しております。舩越造園は創業60余年。造園業としてこれまでに多くのお庭の手入れや剪定を行って参りました。簡単な庭木の剪定から本格的な造園工事まで幅広く対応しております。

お客様の中には定期メンテナンスをご希望される方も多くいらっしゃいます。お庭のお悩みや庭木の剪定についてご相談があればお気軽にご相談ください。浜松市内はもちろん、磐田市や湖西市まで対応しております。
--------------

一覧へ戻る

arrow