こんにちは。
浜松市・湖西市・磐田市の庭木手入れをやっている剪定バスターです。
当社のモットーは総勢15名の職人で業務を行なっているため、決めた作業日には必ずお伺いできることです。
今回は浜松市中央区個人宅の庭木の剪定・刈り込み作業をさせて頂きました。
樹木の一個一個が繋がっているように見えてしまう程、下から草やツルが伸びてしまっています。
インターロッキングの隙間にもびっしりと生えてきてしまっています。
こういった雑草は草刈機で粗々と刈っていきますが、樹木の隙間や丸太を模したコンクリートの柵周りに生えている雑草は、刃で傷を付けたくない為、手を使って草を取ります。
場所によってはナイロンコードというものを使用したりします。
その名の通り、ナイロンで作られた紐で草を刈る道具で私共も愛用しています。
特徴としては、石やコンクリートに傷がつかない、人体に接触しても大きな怪我にはならない(ただすごく痛いです)、仕上がりが刃と比べ綺麗に見える利点などがあります。
ただ刃にもいえますが、飛び石の被害が頻発しています。紐が高速回転しているので、紐の先端は回転の力と、遠心力でかなりのものが飛びやすくなっています。
使用する際は、周りに危険な物が置いてないか確認、足を保護するカバーを装着、保護メガネをしたうえで取り組んでください。
仕立物の刈り込みをする際、最初に樹木に絡んでいる草やツルから始めるのですが、表面上に出ているツル等をむしるだけでは効果はありません。
ツル類はすくすく成長していくタフさを兼ね備えているので、しっかり根本から断ち切ってあげないといけません。
私たちはそれを縁切りと呼んでいます。
ツルが成長するために流れる栄養を止めてあげることで、切られた箇所から上は枯れていくだけになります。
写真右側に位置するマキは玉が大きく成長しており、新芽が沢山出ています。
元々あった葉っぱと比べ、色が薄く葉っぱも柔らかいのが新芽の特徴です。
マキは玉の表面に沿って、前回刈り込んだ高さまで丸くなるように刈り込みます。
葉っぱの整えられたマキはとても綺麗な見た目をしています。
よく見るとマキの枝に紐がピンと張られています。
これは誘引といって枝を引っ張っている光景です。
枝はどんどん上に向かって伸びていきますが、それを下の方向に力を加えて引っ張ることで、枝が横に伸びるようになります。
このまま伸びていけば、やがて門かぶりのマキになっていくでしょう。
門かぶりとは、門の上に伸ばしたもののことを言っていましたが、広義では門の場所に関係なく、横に長く仕立てたものを門かぶりと呼ぶようになりました。
実際に門かぶりの仕立物を見てみると、どうやってこの形を作ったのだろうと不思議に感じるので、見ていておもしろいです。
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剪定バスターは浜松市浜名区にある有限会社舩越造園が運営しております。舩越造園は創業60余年。造園業としてこれまでに多くのお庭の手入れや剪定を行って参りました。簡単な庭木の剪定から本格的な造園工事まで幅広く対応しております。
お客様の中には定期メンテナンスをご希望される方も多くいらっしゃいます。お庭のお悩みや庭木の剪定についてご相談があればお気軽にご相談ください。浜松市内はもちろん、磐田市や湖西市まで対応しております。
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