こんにちは。
浜松市・湖西市・磐田市の庭木手入れをやっている浜松剪定クンです。
当社のモットーは総勢15名の職人で業務を行なっているため、決めた作業日には必ずお伺いできることです。
今回は浜松市中央区個人宅の除草作業をさせて頂きました。
今回は除草作業がメインのお庭でした。
違う時期に樹木の剪定を行っているので、樹木剪定の作業はなく、今回は庭の表と裏の除草作業に入らせて頂きました。
表は様々な雑草が一面に生えており見栄えが悪く、裏は砂利敷きのエリアからたくさんの草が生えていました。
砂利敷き箇所は草刈り機を使わずに草刈り鎌を使った方が早く済む場合があります。
土の上と比べて根っこがギッチリ張られていないので、軽く周りを掘ったら案外すっぽり抜けてしまうこともあります。
草刈り機は便利ですが、草を刈って周りに吹き飛ばしてしまうので、片付けの大変さが手取り作業と比べて段違いになります。
草取りのポイントですが、根っこまで全て抜いてしまうのはNGだったりします、なぜなら根っこを完全に抜くことで土が固くなってしまうからです。
一時的に草は生えてこなくなりますが、固い土でも生えてくる草があるので、草取りが大変になってしまいます。
効率的に草を減らすなら、生長点を切ることが大切です。
生長点というのは植物の根や茎の先端にある細胞分裂の活発な部分のことです。
植物に応じて生長点の場所が違うことがあり、イネ科の雑草は根っこ付近にあるのに対し、広葉雑草(タンポポ・クローバー)は茎の上部にあります。
生長点は地表面近くにあるので、草取りの際しっかり取ってあげることをおすすめします。
地下茎の雑草は根まで取り除かないといけません。
代表的なのは、ドクダミ・スギナ等の気が付いたら生えている!雑草たちです。
最終手段としては、除草剤を散布する事だと思います。
ホームセンターなどで売っているので、手が出しやすいと思います。
ただ周りに樹木が植わっている場所での使用は、控える様に気を付けて下さい。
除草剤の使用方法を誤ると枯らしたくない植物までも枯れてしまう恐れがあります。
雑草の中でも、茎がしっかりしているものがあり、この写真の中では左奥にあるセイタカアワダチソウという名前の草がそうです。
これとかなり酷似しているのがアキノキリンソウという草なのですが、どちらも黄色い花に固い茎で構成されるので、判断が難しいです。
除草剤というと、危険なイメージを持たれています。
しかし現在市販されている除草剤は、安全性と環境への負荷に配慮して開発されているので、誤った扱い方をしなければ、大きな影響は無いと言われています。
その中でも、人・ペット・環境にやさしい除草剤とも言われているのが、グリホサートという薬品を使った除草剤です。
グリホサートを使用した除草剤は、アミノ酸系除草剤とも呼ばれています。
グリホサートという原材料が土に落ちると速やかに分解し無害化されるため、近くに生えている植物の根っこや地下水を汚染したりなどの影響が無くなるといわれています。
事実、泥水に溶かして散布する実験では除草成分の効果が見られなかったようです。
ただ、葉っぱに液がかかってしまうと、除草剤の実力が発揮されるため枯れてしまいます。
どうしても枯らしたくない植物がある場合は、その周りは手取りを行えば安全だと思います。
また、除草剤は撒く草によって濃度が変わってきます。
除草剤の商品には、草に適した濃度の説明がされていますので用法容量を守って適切な使用を心掛けてください。
除草剤の商品によって性能や安全性の高さが違うので、悩んだらグリホサートを使用したアミノ酸系除草剤を使うのが安心、安全だと思います。
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浜松剪定クンは浜松市浜名区にある有限会社舩越造園が運営しております。舩越造園は創業60余年。造園業としてこれまでに多くのお庭の手入れや剪定を行って参りました。簡単な庭木の剪定から本格的な造園工事まで幅広く対応しております。
お客様の中には定期メンテナンスをご希望される方も多くいらっしゃいます。お庭のお悩みや庭木の剪定についてご相談があればお気軽にご相談ください。浜松市内はもちろん、磐田市や湖西市まで対応しております。
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