事例紹介

事例紹介

2025/01/10

浜松市浜名区個人宅のマツの剪定

剪定前
剪定前
剪定後
剪定後

こんにちは。
浜松市・湖西市・磐田市で庭木手入れをやっています浜松剪定クンです。
職人のタマゴというべき経験の浅い、しかし基礎技術はしっかり学んでいる作業員が伺い、本物のお客様の庭木剪定経験を積み重ねる事で加速的な成長を促すための剪定サービスです。
また、総勢20名の職人で業務を行なっているため、決めた作業日には必ずお伺いできることです。

今回は浜松市浜名区個人宅のマツの剪定をさせて頂きました。

このお庭ではマツの剪定を行いました。
植わっている品種はクロマツです。
クロマツとアカマツがありますが、見た目で判断が出来るほどわかりやすいです。
クロマツは幹が黒く葉っぱの色が濃い緑色なのに対し、アカマツは日光に当たると幹の表面が赤みを帯びたように見え、葉っぱが薄い緑色になります。

今回の作業では主に不要な葉っぱと枯れ葉を取り除くもみあげ作業と枝や幹を美しく見せるために透かし剪定をしました。
もみあげで古い葉っぱをしごきとることで、マツケムシが葉の間で越冬できなくなり、害虫予防にもなります。
若い芽の先端付近までは葉っぱを残し、固くなった枝から出ている葉っぱは全て取り除きます。
はさみを使わずに手で行うことで綺麗な仕上がりになります。

クロマツの下には低木がたくさん植わっており、クロマツの細かい葉っぱが落ちてしまうと掃除が大変になってしまうので、シートを敷いています。
高い位置の剪定を行うために脚立を使用しています。
木のサイズにもよりますが、このお庭では、4尺と6尺のものを使用しました。
1尺30センチなので、地上から120センチ・180センチの高さから作業が出来ます。
私たち庭屋さんには必須の道具となっています。
不整地でも立て方を変えれば安定して作業を行うことができます。
脚立の天端にも足を乗せる場所がありますが、非常に危険なので乗らないように注意書きがされています。

透かし剪定を行うことで枝がくっきりと見えるので、どんな樹形なのか確認することが出来ます。
マツの樹形は直幹、曲幹、斜幹があります。
このお庭のクロマツは、斜幹で門かぶりの形になっています。
門かぶりにすると枝が大きくなるにつれて垂れ下がってしまうことがあるので、それを防ぐために支柱を設置することがあります。
支柱と枝ををシュロ縄で縛り、動かないようにしています。

今年は枯れているクロマツをたくさん見ました。
枯れてしまう原因として害虫被害が特に多いです。
マツノザイセンチュウがマツノマダラカミキリに寄生して起こる食害により松枯れが引き起こされます。
松くい虫被害と呼ばれますが、そのような名前の虫がいる訳ではなく、上記の虫たちの総称で呼ばれています。
松枯れの症状が出始めたら、手遅れである可能性が高いです。
判断をするには3つのポイントがあります。
松が短期間で急激に枯れる。
松全体が枯れる。
小枝を折り、樹皮を剥いでも松脂が出ない。
一つでも当てはまればそれは松枯れの可能性が高いです。
秋ごろから症状が出やすいので晩夏のタイミングで一度確認をしてみてください。

--------------
浜松剪定クンは浜松市浜名区にある有限会社舩越造園が運営しております。舩越造園は創業60余年。造園業としてこれまでに多くのお庭の手入れや剪定を行って参りました。簡単な庭木の剪定から本格的な造園工事まで幅広く対応しております。

お客様の中には定期メンテナンスをご希望される方も多くいらっしゃいます。お庭のお悩みや庭木の剪定についてご相談があればお気軽にご相談ください。浜松市内はもちろん、磐田市や湖西市まで対応しております。
--------------

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

一覧へ戻る

arrow